アイリッシュセッターは、長い毛と垂れた大きな耳、
狩猟犬としての優美な体系が特徴です。
一般に、毛色は茶系が多いようですが、基準はまちまちのようです。
JKCでは、赤毛しかアイリッシュセッターとして認められません。
名前の通りアイルランド原産の犬種で、
セッターの中でも古い犬種と言われています。
狩猟犬らしく、主人には忠実で他の犬とも仲良くする事の出来る犬です。
また、アイリッシュセッターは、立ち姿だけではなく、
走る姿の美しい犬でもあります。
狩猟に適したように、走りやすい体系になっています。
アイリッシュセッターの容姿は、狩猟犬としての機能美なんですね。
長い毛に優雅な落ち着いた風格は、
大型犬の中でも根強い人気の理由を裏付けるものです。
しかし、狩猟犬の為、非常に活動的・行動的でじっとしていない部分もあります。
躾けは、小さい時からしっかりと行い、じっとしている事を教える事も大切です。
アイリッシュセッターは、人懐こいので比較的飼い易い犬種なのですが、
活動的過ぎる為、飼いにくいとも言われています。
しっかりとした躾をして、人とトラブルを起こすような事のないようにすれば、
こんなに愛らしい犬はいないのではないでしょうか。
少し幼さの残るやんちゃな性格は、飼い主にはたまらない魅力です。
アイリッシュセッターは、非常に頭の良い犬なので、一度覚えた事は忘れません。
その為には、飼い主や家族との日頃からのコミュニケーションが大切です。
良い事と悪い事を覚えさせれば、
飼い主にとってこれほど頼りになる犬はないのではないでしょうか。
ダックスフンド
ポメラニアン
ヨークシャーテリア
柴犬
フレンチブルドッグ
アイリッシュセッターは、一般に明るく陽気で人との触れ合いの大好きな犬です。
成犬になっても、何年も子供のままの気性でいます。
アイリッシュセッターは、大人になるのが遅い犬種と言われ、
7歳くらいまでやんちゃなところがあります。
そこが魅力と言う飼い主さんも多くいます。
人間と一緒にいる事が大好きなアイリッシュセッターですから、
家の中で飼うのが一番いいのですが、戸外でも構いません。
その場合でも、一人ぼっちにしないように気を付け、
話しかけたり遊んであげたりしましょう。
コミュニケーションは、犬を飼う時には大切な事ですが、
特にアイリッシュセッターには必要な事です。
たくさん話しかけてスキンシップをとりましょう。
話かける事によって、多くの人の言葉を理解するようになりますし、
話しかけられるのが大好きなアイリッシュセッターにとっては、
主人と話せる事をとても喜びます。
温厚で優しく、人間が大好きなアイリッシュセッターですが、
番犬としても役に立ちます。
非常に頭が良く、物覚えの早い犬なので、一度覚えた事は忘れません。
しかも、主人には非常に忠実です。
上手に躾をすると、人間の良い友達になれます。
少しくらいの悪戯には目を瞑って、
困るような事だけはしっかりと教え込むといいでしょう。
また、狩猟犬時代の本能が強い性格なので、運動量を多く取る事も必要です。
飼い主さんは大変でしょうが、野山を100キロも駆け回る体力ですから、
1日2回は散歩をし、走らせる場所があるなら
思いっきり走らせるとストレスが溜まりません。
チワワ
コーギー
パピヨン
ミニチュアシュナウザー
マルチーズ
アイリッシュセッターは、そのなの通りアイルランドで交配によって作られました。
アイルランドの猟師さんが、嗅覚が鋭く活動的で、
遠くからでも良く見える大型の犬を探していた事に始まるそうです。
アイリッシュセッターの起源は、あまりはっきりしていないようですが、
スパニエル系、ポインター系、セッター系が混じっているというのが有力です。
当初は、アイリッシュ・レッドセッターと呼ばれ、赤毛の犬でした。
1862年、「パルマーストン」という犬種がセッター愛好家に認められ、
セッターとの子孫を残す事になりました。
このセッターが、現在のアイリッシュセッターで、
ほとんどすべてのアイリッシュセッターが
「パルマーストン」の遺伝子を持つと言われています。
「セッター」という呼び名は、狩猟の時の犬に取らせる行動からきています。
銃もない時代、獲物を見つけたセッターは、獲物を威嚇し
「伏せ」の状態で獲物を見張り、飼い主が来るまで動けないようにします。
この時の行動を「セット」と言い、
この「セット」からセッターと呼ばれるようになりました。
アイリッシュセッターの長い被毛は、狩猟時のイバラなどから体を守る為のものです。
どんな藪の中でも、走り回れるようになっている機能的な体なんですね。
アイリッシュセッターは、非常に優秀で主人に忠実な狩猟犬です。
おとなしく、人懐こいのですが、
駆け回る為に作られた犬ですから、運動量が半端ではありません。
1日に100キロも平気で走ると言いますから、
飼う時には充分な運動量を確保してあげて下さい。
ボーダーコリー
トイプードル
シーズー
パグ
ジャックラッセルテリア
愛情をかけて育てていても、病気になる事はあります。
ここでは、1歳くらいまでのアイリッシュセッターが、
罹り易い病気をいくつか挙げてみます。
飼い主さんは、僅かでも異変を感じたら、直ぐに病院で診てもらうようにしましょう。
1歳くらいまでのアイリッシュセッターが罹り易い病気には、
股関節形成不全や噛み合わせの問題などが起こる場合があります。
股関節形成不全とは、股関節が不安定になり腰がふらつく病気です。
遺伝もありますが、運動や栄養も関係してきます。
大型犬に起こりやすい病気なので、アイリッシュセッターは充分注意が必要です。
運動を嫌がる、歩き方がや座り方がおかしい、足を痛がったり引きずったりする、
階段の昇降を嫌がる、元気がないなどの症状が出た場合には
直ぐに病院で診て貰いましょう。
噛み合せの悪い事を不正咬合と言いますが、これは殆どが先天的なものです。
この場合、成犬になってからの繁殖は出来ません。
また、整復した後の繁殖も認められません。
しかし、繁殖が目的でなくても、酷い場合には病院で治療しましょう。
また、この他に乳歯遺残と言って乳歯から永久歯に変わる時に
乳歯が残ってしまう場合があります。
歯並びが悪くなるだけでなく、歯肉炎や歯石の出来る原因になります。
噛み合わせが悪くなり、状態によっては痛みで食事が出来なかったり、
酷い場合には口蓋に歯が刺さる場合もあります。
こうならないうちに、乳歯が抜け落ちずにいるようなら早めに病院で治療しましょう。
普段からの観察が大事です。
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